『ザ・サークル』
個人的おすすめ度:★★★☆☆
気軽に観れる度 :★★★☆☆
制作:2017年
時間:110分
解説:
エマ・ワトソン主演、トム・ハンクス共演によるSNSを題材にしたサスペンススリラー。ユーザーのあらゆるデータを蓄積し、世界ナンバーワンのシェアを誇る超巨大SNS企業「サークル」。憧れの「サークル」に採用された新入社員のメイは、あることがきっかけでカリスマ経営者のベイリーの目に留まり、新サービス「シーチェンジ」のモデルケースに大抜擢される。「サークル」が開発した超小型カメラによって、自身の24時間を公開することとなったメイは、あっという間に1000万人を超えるフォロワーを集め、アイドル的な人気を博していくが……。ワトソンが主人公メイ、ハンクスがカリスマ経営者ベイリーを演じるほか、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のジョン・ボイエガ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のカレン・ギラン、「6才のボクが、大人になるまで。」のエラー・コルトレーンらが脇を固める。
エマ・ワトソン演じるメイが世界一のSNS企業『サークル』に入社するところから物語は始まります。超大企業で仕事ができることに初めはワクワクした様子でしたが、次第にサークル、SNSの闇にハマってしまいます。
物語の中でメイは小型カメラを胸に付け、風呂・トイレ以外は常に生配信という状況に置かれます。最初は元気な様子でしたが次第に……
自分がそんなことするのは2億%ありえませんが、もし現実で超大企業の社員がそんなことをしていたら面白そうです。
この映画はSNSというものにフォーカスを当てていますが、SNSと言うよりは他人との行き過ぎた繋がりそのものが裏テーマであると思います。
『誰でも常に他人と繋がっているのは疲れる』を激しく実感させてくれました。
ただ、モラル的に今の社会では「いやいや、そうはならんやろ……」みたいなシーンが結構多かったです。
そこはフィクションなので目を瞑るしかないですね。
この映画を観て私は『スノーデン』という映画を思い出しました。この映画も面白いのでいずれ記事にします。